2010.9.18.

【海千山千(うみせんやません)】

十五夜のお月見の準備をしている教授とことは
ことは『おじいちゃん、月にウサギがいるよ!』
教 授『世界各地にも日本と同じように月の模様に関する
    神話や伝説があるんだよ』
ことは『へぇー!』
教 授『まあ、昔は旅が好きでよく出かけたしね』
ことは『すごーい!さすがおじいちゃん!!
    海千山千(うみせんやません)で尊敬しちゃう!!』

教授が突然くしゃみ!
海千山千(うみせんやません)』の使い方、なぜ間違いなのでしょうか?


「海千山千(うみせんやません)」とは、
「海に千年、山に千年住んだ蛇(じゃ)は龍になる」という言い伝えから、
世間の経験を多く積み、物事の裏表を知りぬいた人のことを表します。
ただし、主にずる賢くなった人、したたかな人を指すため、
ほめ言葉として用いるのは誤りです。