2020.5.2.

【二の足を踏む】

旅行雑誌を読んでいる、いろは。
かるたと文之介が書斎に入ってくる。
文之介「いろは叔母さん、まだ旅行に行くかどうか
    悩んでいるの?」
いろは「うーん。そーねー」
かるた「遠慮しないで行って来なよ。久しぶりの連休でしょ?」
いろは「…そう?」
文之介「1週間くらい大丈夫だって!」
いろは「じゃあ行こうかしら・・・いや、でもなぁ・・・」


かるた「ん?こういうのってなんて言うんだっけ?
    (ナンの足を踏む?)ヘックション!」
かるたが突然くしゃみ!


 ? の足を踏む』答えと、言葉の意味とは?


「思い切れずに迷ったり、尻込みしたりすること」ということを表す言葉は
二の足を踏む」です。
「二の足」とは一歩目は進みながら、
二歩目はためらって足踏みする様子のこと。
江戸時代の初めから使用例が見られ、当時の俳諧「続山井」にも次のような表現があります。
使用例:「二の足をふんで立春やこぞことし」