演奏レビュー

1月放送予告

2022年1月20日(木)2:35~3:50(水曜深夜)予定
BS日テレ 1月29日(土)朝6:45~8:00予定

1月放送ナビゲーター

戸澤采紀

1月放送プログラム

マーラー作曲   交響曲第4番 ト長調 〈大いなる喜びへの賛歌〉

(2021年9月24日 サントリーホールにて収録)


演奏者の略歴

高関健(指揮)
高関健(指揮)
Takaseki Ken
1955年東京生まれ。桐朋学園大学を卒業後、ベルリンでカラヤンのアシスタントを務め、タングルウッド音楽祭でもバーンスタイン、小澤征爾らに指導を受けた。日本のオーケストラはもとより、ベルゲン響、ウィーン響、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、ケルン放送響などに客演。2013年と17年にはサンクトペテルブルク・フィル定期演奏会を指揮、聴衆や楽員から大絶賛を博した。マイスキー、パールマン、アルゲリッチ、ブーレーズら世界的ソリストや作曲家からも絶大な信頼を得ている。
これまで広島響音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー響常任指揮者、群馬響音楽監督(現・名誉指揮者)、札幌響正指揮者、京都市響常任首席客演指揮者などを歴任し、現在、東京シティ・フィル常任指揮者、仙台フィルレジデント・コンダクター、富士山静岡響首席指揮者、東京芸大音楽学部指揮科教授兼芸大フィル首席指揮者を務める。11年齋藤秀雄メモリアル基金賞、18年サントリー音楽賞などを受賞。
19年3月、ウラジオストクとサンクトペテルブルクで、『ロシアにおける日本年』の一環として團伊玖磨のオペラ〈夕鶴〉を指揮して、日本とロシアの文化交流に大きな役割を果たし、21年4月には新国立劇場でストラヴィンスキー〈夜鳴きうぐいす〉とチャイコフスキー〈イオランタ〉を指揮し、高い評価を得た。
中江早希(ソプラノ)
中江早希(ソプラノ)
Nakae Saki
北海道教育大学岩見沢校卒業後、東京芸術大学大学院博士課程を修了。ジュリアード音楽院コンクール第1位など受賞多数。オペラではヘンデル〈リナルド〉のアルミーダ、モーツァルト〈魔笛〉の夜の女王、プッチーニ〈ラ・ボエーム〉のムゼッタなどを演じるほか、ベートーヴェン〈第九〉、マーラー〈千人の交響曲〉、シェーンベルク〈月に憑かれたピエロ〉のソロを務めるなど、古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ。これまでにプラハ室内管、バッハ・コレギウム・ジャパン、新日本フィルなどと共演。モーツァルトのアリアを歌った初録音が18年『レコード芸術』誌の特選盤に選出された。読響とは、今年7月調布国際音楽祭でのメノッティ〈電話〉で共演し好評を博した。
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