演奏レビュー

8月放送予告

2022年8月18日(木)2:34~3:34(水曜深夜)予定
BS日テレ 8月27日(土)朝7:00~8:00予定

8月放送ナビゲーター

村治奏一

8月放送プログラム

ロドリーゴ作曲  アランフェス協奏曲

サン=サーンス作曲  交響曲第3番 ハ短調 作品78〈オルガン付き〉から

(2022年7月26日 サントリーホールにて収録)


演奏者の略歴

アレホ・ペレス(指揮)
アレホ・ペレス(指揮)
Alejo Pérez
ブエノスアイレスで作曲と指揮を学び、その後ペーテル・エトヴェシュのアシスタントを務めた。2009年から12年までアルゼンチンの名門、テアトロ・ラプラタの音楽監督として〈ドン・カルロ〉〈ファウストの劫罰〉〈トリスタンとイゾルデ〉などを指揮。マドリード王立歌劇場には定期的に客演し、リヨン歌劇場では〈ペレアスとメリザンド〉などを指揮し、高い評価を得た。パリ・オペラ座、ローマ歌劇場、ライプツィヒ歌劇場など客演多数。15年に〈ウェルテル〉でザルツブルク音楽祭にデビューし、16年に再招聘され〈ファウスト〉(新制作)でウィーン・フィルを指揮し、その様子はDVDで発売されるなど話題を呼んだ。19年からはベルギー王立フランダース歌劇場の音楽監督を務めている。近年はドレスデン国立歌劇場、シュトゥットガルト歌劇場、シカゴ・リリック・オペラなどで活躍するほか、今年4月に〈カルメン〉でウィーン国立歌劇場にデビューするなど、オペラ指揮者として目覚ましい活躍を続けている。
コンサートでは、フランス放送フィル、ベルリン・ドイツ響、スイス・ロマンド管、フィルハーモニア管、アンサンブル・モデルンなどを指揮。読響とは18年の東京二期会の〈魔弾の射手〉にて初共演し、好評を博した。読響主催公演には初登場。趣味は世界各地の砂時計を集めること。
村治奏一(ギター)
村治奏一(ギター)
Muraji Soichi
1997年クラシカル・ギター・コンクール、1998年第41回東京国際ギター・コンクール他数多くのコンクールで優勝。1999年ボストンに留学し、ニュー・イングランド音楽院でD・レイズナー、E・フィスク教授に師事。2003年ウォールナット・ヒル・スクールを首席で卒業後、ニューヨークのマンハッタン音楽院に進学、D・スタロビン教授に師事。2006年にはワシントン、ケネディ・センターにて米国でのリサイタルを果たす。
2008年マンハッタン音楽院を卒業しアンドレス・セゴビア賞を受賞。同年、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の「新世界ツアー2008」にソリストとして抜擢。また、2012年には「トヨタ・クラシックス・アジアツアー2012」のソリストに抜擢され、ウィーン室内管弦楽団と共演、アジア5か国でのツアーを成功させた。2014年、S&R財団ワシントン・アワードを受賞し、ワシントンD.Cハルシオン・ハウスでのガラ&受賞式での演奏が好評を博した。録音は、ビクターエンタテインメントからリリースした『シャコンヌ』が、レコード芸術誌の特選版に選ばれたのを皮切りに、キングレコードからのコンチェルトアルバム『コラージュ・デ・アランフェス』を始め、バッハから映画音楽までこれまでに10枚以上のソロ・アルバムを発表。近年はインターネット配信アルバム『TONES 2019』のYouTube・Apple Musicほかでの公開や缶バッチ型アルバムの発売など、意欲的なリリースを行っている。
これまでにリサイタル、室内楽を始め、NHK交響楽団、読売日響、東京都響、東京フィル、日本フィルほか国内外の様々なオーケストラとの共演や、NHK「トップランナー」、「スタジオパーク」、TV朝日「題名のない音楽会」、「徹子の部屋」を始めとする多数のメディア出演、NHK-BS「街道てくてく旅~熊野古道をゆく~」のテーマ曲の作曲・演奏など多彩に活躍している。また2019年冬からは東京の下町、浅草橋/蔵前エリアにあるアートギャラリーにおいてプレミアムライブ「TONES Live」をスタート。季節ごとにプログラムを変えながら毎月ソロリサイタルを開催するという新しいスタイルが注目を集めている。
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