演奏レビュー

12月放送予告

2022年12月22日(木)2:29~3:29(水曜深夜)予定
BS日テレ 12月31日(土)朝7:00~8:00予定

12月放送ナビゲーター

トラウデン都仁

12月放送プログラム

ブラームス作曲  ドイツ・レクイエム 作品45 から

(2022年9月20日 サントリーホールにて収録)


演奏者の略歴

セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
Sebastian Weigle
1961年ベルリン生まれ。82年にベルリン国立歌劇場管の首席ホルン奏者となった後、巨匠バレンボイムの勧めで指揮者へ転身。2003年にはフランクフルト歌劇場などで活躍し、ドイツのオペラ雑誌『オーパンヴェルト』の「年間最優秀指揮者」に選ばれ注目を浴びた。04年から09年までリセウ大劇場の音楽総監督を務め、好評を呼んだ。08年からフランクフルト歌劇場の音楽総監督を務める。11年に同歌劇場管が『オーパンヴェルト』誌の「年間最優秀オーケストラ」に、15年、18年、20年には同歌劇場が「年間最優秀歌劇場」に輝くなど、そ、の手腕は高く評価されている。21年にはメトロポリタン歌劇場でムソルグスキー〈ボリス・ゴドゥノフ〉を今年7月にはミュンヘン・オペラ・フェスティバルでR.シュトラウス〈影のない女〉を指揮するなど、国際的な活躍を続ける。これまでに、バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭に出演したほか、ウィーン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、などに客演。ベルリン放送響、ウィーン響、フランクフルト歌劇場などの一流楽団とも共演を重ねている。
読響には16年8月に初登場。オペラでは19年の東京二期会のR.シュトラウス〈サロメ〉(第28回三菱UFJ信託音楽賞受賞)、今年7月のワーグナー〈パルジファル〉などで共演し、いずれも好評を博した。
ファン・スミ(ソプラノ)
ファン・スミ(ソプラノ)
Hwang Sumi
ソウル出身。ミュンヘン音楽・演劇大学にて研鑽を積み、2014年エリザベート王妃国際コンクール優勝など数々のコンクールを制する。18年の平昌冬季オリンピック開会式で、オリンピック賛歌を歌い世界的な注目を浴びた。エッシェンバッハ、シュテンス、オラモら巨匠の指揮でドレスデン国立歌劇場管、南西ドイツ放送響、SWR響、BBC響などと共演。オペラでは、ボン市立劇場、ハノーファー歌劇場、ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場、ジュネーヴ大劇場でモーツァルト〈魔笛〉のパミーナ、〈フィガロの結婚〉の伯爵夫人などを歌った。昨年はヴァイグレ指揮コペンハーゲン・フィルとの共演でR.シュトラウス〈4つの最後の歌〉を歌い、好評を博した。読響初登場。
大西宇宙(バリトン)
大西宇宙(バリトン)
Onishi Takaoki
武蔵野音楽大学及び大学院、ジュリアード音楽院に学び、リチア・アルバネーゼ=プッチーニ国際声楽コンクールなどで優勝。シカゴ・リリック・オペラの所属歌手として多数の演目に出演し、ドミンゴやルネ・フレミングらと舞台を共にした。2019年セイジ・オザワ松本フェスティバルにてチャイコフスキー〈エフゲニー・オネーギン〉のタイトルロールを務め、日本でオペラデビュー。今年4月にはヒューストン・グランド・オペラにデビューし成功を収めた。ウィーン響、ニュルンベルク響などと共演。五島記念文化賞オペラ新人賞、日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞を受賞。10月に初CDシューマン「詩人の恋」(ピアノ:小林道夫)をBRAVO RECORDSよりリリース。
バックナンバー一覧
ページの先頭へ