STORYストーリー

#2421日(日) 22:30~23:25

マンションを購入し、幸せな新婚生活を夢見ていた菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)。
引っ越し当日、菜奈が参加したマンションの住民会で、“交換殺人ゲーム”が行われる。それぞれが“死んでほしい人”の名前を紙に書き、クジのように引く。“殺したい相手”を交換して殺せば、捕まりづらい。そんなゲームだ。



もちろん、皆ただの憂さ晴らしのつもりだった。しかし、その日の夜。管理人の床島(竹中直人)が屋上から転落死。マンションの掲示板には“管理人さん”と書かれた紙が…。これは、恐ろしい交換殺人ゲームの幕開けなのか!?



翔太は、ショックを受けて沈んでいる菜奈を気遣う。そこへ住民会の会長・早苗(木村多江)が訪ねてくる。彼女は、引っ越してきたばかりの2人が事件で不安になっていないか、心配していた。早苗との話から、翔太は、床島が何者かに殺されたのではないかと考え始めるが、ゲームのことを翔太に知られたくない菜奈は、翔太が床島の死の真相を推理し始めないか気が気ではなかった。



そんな中、臨時の住民会が開かれる。参加者は、早苗、久住(袴田吉彦)、田宮(生瀬勝久)、浮田(田中要次)、黒島(西野七瀬)、シンイー(金澤美穂)、藤井(片桐仁)、美里(峯村リエ)、そして菜奈。床島の葬儀に住民会から供花を出すかどうかの確認をするため、早苗が招集したのだった。警察の捜査の結果、床島は自殺した可能性が高まるが、住民たちの間には、あのゲームが床島の死と関係あるのではないかと微妙な空気が流れる。藤井から「交換殺人の話をし始めたあんたのせいだ」と責められ、戸惑う菜奈。シンイーが“管理人さん”と書かれた紙を見せると、一同は“やはり床島は、あのゲームで殺された…!?”と住民たちは凍り付く…。
―――この紙は誰が書いたのか?そして、誰が引いたのか?引いた人物が床島を殺したのか…?
疑心暗鬼になる一同。藤井は、床島を名指しした人物に訴えかけるように「死んでほしい人を殺してもらったんだから、その人も自分が引いた紙に書いてある人を殺さなければルール違反になる」と言い出す。「この中に管理人さんを殺した人がいる訳がない」と結論づける一同だったが、悲劇はこれで終わりではなかった…!



シンイーがバイトするブータン料理店を訪れた菜奈と翔太は、藤井と久住に偶然会い、同席することに。学生時代からの友人でタレント医師の山際(森岡豊)への嫉妬や嫌悪をあけすけに語る藤井。藤井があのゲームで書いた“殺したい相手”は、山際だったのだ。藤井が山際への殺意をぶちまけていると、店内のテレビから山際が遺体で発見されたというニュースが流れてくる。藤井は「俺じゃないからな」と激しく動揺する。
山際の遺体は、頭部がなく、指紋も焼かれていた状態で、遺体の身元特定を遅らせる隠蔽工作がされたようだ。報道が過熱する中、藤井が勤める病院に郵便物が届く。中身は、山際の殺害事件が書かれた週刊誌の記事だった。そこには、赤いマジックで殴り書きされた文字が――――。
“あなたの番です”
それは、山際を“殺してもらった”藤井が、引いた紙に書かれた人物を“殺す番”であることを意味していた。突然の脅迫文に愕然とする藤井。
そんな中、藤井が帰宅すると、つけた覚えのない乾燥機が動いている。
恐る恐る中を覗くと…山際の生首が…!
追い詰められた藤井は、どうするのか?
そして、交換殺人ゲームは、続いていくのか…!?

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