ぶらり途中下車の旅

「小田原街かど博物館」は、小田原で古くから栄えた産業文化を今に伝えるため、市から指定された商店。梅が名産の小田原で代々受け継がれてきた伝統の梅干の味を、現在まで守り続けているこちらのお店も「小田原街かど博物館」になっています。
店内には、明治から平成まで代々の店主によって漬けられた梅干しが展示されています。
150年近く前に漬けられた梅干しは、一見食べられるように見えませんが、梅干しは何年経っても食べられるのだそう。梅干しは古くなるほど、酸味が飛び塩気が強くなるそうで、酸味と塩気のバランスが取れた3年漬けがこちらでのおすすめ。梅の季節には、梅ジュース作りなどの体験教室等も開かれています。
また、梅干を板状に乾燥させた梅干じゃーきーは、持ち歩きに便利で、夏の旅や登山におすすめです。