ぶらり途中下車の旅

春光荘の支配人の米山さんは、箱根町ほたる愛護会の技術普及担当として活動しています。
昔は湯本地区に当たり前のようにいた地元のホタルを復活させようと、4年前自らが経営する旅館のＶＩＰ用のお茶室だった部屋を改装し、ホタルの飼育小屋を作りました。
日大の生物資源科学部で得た知識と、昔から見ていたホタルの経験を生かし、4年前にホタルの繁殖に成功。現在では、箱根湯本駅前の「ほたる公園」にも数多くのホタルが飛ぶようになっています。
ホタル小屋の中で舞うホタルのキレイさに感動した米山さんは、こんなにキレイならばお客さんにも見てもらおうと、宿に宿泊したお客さんにのみ、時間を決めてホタルの観賞会を行っています。
箱根湯本のゲンジボタルの見ごろは6月中旬～下旬にかけてですが、ホタル前線も北上し、7月からは芦ノ湖付近で見られるそうです。