ぶらり途中下車の旅

ご主人の加藤さんが骨董好きだったのが高じてできた「生活骨董 地球樹（ちきゅうぎ）」。
実用自転車など、レトロな自転車が並ぶ専門店です。まだまだ残る古い自転車を自分の手で蘇らせ、昔の自転車が持つ、日本人の繊細な技術力を、今の人にも知ってほしいと、2か月前に、このお店を始めたそうです。
車籍標（昭和33年までは自転車にも税金が必要で、その証明の刻印）や、エンブレム、各自転車メーカーの繊細な技巧品の数々など、昔の日本の粋な技術が詰まった自転車を購入することができます。
また自転車屋の隣には、同じ様にレトロな骨董品を販売しているスペースがあり、加藤さんの奥さんが手掛けています。奥さんもまた昔のものが好きで、結婚してお店を一緒に出したのだとか。奥さんのお店は、骨董品だけでなく、古い着物を利用し、自らデザインした、手作りの小物入れやバッグなどが並び、時を重ねた和の魅力を、今に伝えています。