ぶらり途中下車の旅

平成元年に製作された加須市の巨大こいのぼり。
加須は元々こいのぼりを作るお店が多く、こいのぼりの町をアピールするために、
市と青年会議所のメンバーが中心になり作られました。
現在のジャンボこいのぼりは３代目。
ジャンボこいのぼりは毎年５月３日に、クレーンを使って泳ぎます。
その大きさは、ジャンボジェット機よりも大きく、
口の円周だけで２０メートルあります。
風の流れが計算されており、
口の部分と尾の部分は泳ぎやすいように、少しだけしぼられています。
そのしぼる比率には黄金比率があるそうです。
製作にあたって、実際のサイズの１０分の１のこいのぼりを作って
流体力学の教授のもとで実験しました。
その結果、きちんと泳ぐことが証明されたため、製作にかかったそうです。