ぶらり途中下車の旅

深谷市で造園業を営む富田重直さん。
庭に水琴窟を作ろうと壺を探していて、
いつしか一つ一つ表情が違う壺の美しさに魅せられ、
２０年前に酒造メーカーから、大量に買い入れたのだそうです。
約２万個もの壺を１つ千円で購入し、会社のスタッフに手伝ってもらい、
約３カ月かけて自社の敷地の中に全てを並べました。
壺の素晴らしさを多くの人に感じてほしいと、
壺を並べた場所を“美術館”として開放しています。
さらに富田さんは、約７万個の壺を購入し、
現在、これらの使い道を考えているのだそうです。
これらの壺は、ほぼ観賞用として、置かれていますが、
外から空気を入れ、中の空気を出さず中身を腐らせないという壺の特性を活かし、
水の交換が不要な鉢植えとして使っているものもあります。