ぶらり途中下車の旅

絵画の学校も開いている画家の合田芳弘さんは、
約２０年前に中山道を描こうと思い、絵巻物を描き始めました。
作品は合田さん夫婦で協力して取り組んでいて、
合田さんが墨で絵を描き、奥さんは色塗り担当で進められます。
現在は、深谷から大宮の手前の宮原４丁目付近までの約５５�分が、
およそ２２００ｍ（縮尺２０分の１）の長さの絵巻として描かれています。
１０年前に１度描くのを辞めましたが、１万ｍ分のロールを購入し、
現在は、これまでに通った場所で変わったポイントの描き直しの作業をしています。
ゆくゆくは日本橋、そして果ては京都までの中山道約６００�を
３００００ｍの絵巻に描く途方もない記録に挑戦中です。