今回の厄介者

レイクトラウト ~富士五湖の新たなる侵略者~

特徴

生物

『レイクトラウト』
北米大陸北部に広く分布するイワナの仲間で、最大で全長1.5m、体重40kgを超えることもあり、トラウトの中でも屈指のサイズを誇る。
「レイク(湖)」の名のように、湖だけで繁殖することができる。

原産地

北米

問題

1966年に水産資源として栃木県・中禅寺湖に移入され、日本ではそこでのみ管理されていたはずが、何者かによって密放流され、4年前に本栖湖で初めて確認された。ヒメマスやワカサギ減少の一因とみられ、その影響からか2024年には本栖湖でのヒメマス釣りの解禁が初めて見送られる事態にまでなっている。

専門家

加藤英明

静岡大学教育学部准教授。
准教授として学校で授業を行う傍ら、外来生物の捕獲・研究など保全生態学にも取り組んでおり、各地で講演や調査を行っている。

捕獲方法

【ルアー釣り】
ルアーを湖の底まで落とし、動かす事で湖底の火山灰が舞い、生き物の動きと勘違いさせ、食いつかせる。

【刺し網】
魚が通過する場所を遮断するように張り、網目に絡ませ漁獲する漁法。
本栖湖では、山梨県水産技術センターが駆除のために設置している。

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