これまでのDASH島

錆びついた鉈(なた)は蘇るか!?2022/5/15

初上陸から10年、開拓には欠かせない道具・鉈(なた)が、刃は錆び、柄も割れ、もう使い物にならなくなっていた。
そこで、錆びを落とし、刃を研ぎ、柄を替えて“マイ鉈"として蘇らせることにした。
まず、城島の知恵で、漂着物のらっきょうの酢漬けの酢を熱し、そこに取り外した鉈の刃を入れ、酢酸の力で表面の錆びを浮かせて擦ることで、元の刃の色を取り戻した。
そして、切れ味を蘇らせるための砥石は、浜で見つけた凝灰(ぎょうかい)岩という柔らかい石がうってつけだった。
この石を、倉庫跡のコンクリートブロックに擦りつけて平らにした自作の砥石で、刃を研ぐこと3時間。
刃の角度を広く研ぐことで、切れ味を保ちながら丈夫な鉈に。
柄は、浜で堅い流木をかき集め、切れ目を入れた木の先端に刃を挿し込んで釘を打ち、番線で締めて固定した。
仕上げに、刃に錆び止めの椿油を塗り、鉈は見事に蘇った。
そして、三者三様のマイ鉈は、どれも切れ味抜群だった。

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