日本、朝鮮南部、中国、フィリピンなどの山野に生える落葉樹。高さは6~8mで、最大15mになることもあり、幹や枝の周囲に長さ1cm前後の鋭いトゲが多くつくのが特徴。サンショウ同様、葉には油点があり、特有の香りがある。名前の由来に、カラスがこの種子を食べるからという説があるが、カラスが種子を食べるかどうかは定かでない。地域によっては、若芽・若葉は天ぷらにしたり、蜜源植物ともされる。