日本では青森県から沖縄県までの浅海の岩礁に付着して生息する。達也が「鳥の羽」と例えたように、羽状の枝が伸びた姿は、一見海藻のように見えるが、クラゲやイソギンチャクと同じ腔腸動物の仲間。刺激を受けると刺胞から毒のある針を発射する。触れるなどして刺されると、その部分が腫れ上がり、痛みや、その後猛烈な痒みを伴う。