世界各地の沿岸の潮間帯の岩上、または他の海藻の体上について生育。「袋海苔」というように、からだは膜質で中空の袋状、シュークリームのような不定型の球形を呈する。冬から初夏にかけてよく生育し、大きいものは直径が10cm以上にもなる。食用とはしないが、虫歯予防や歯の健康などへの効能が期待される成分・フノランが含まれており、ガムなどの原料に使われる。