コウイカは背部の外套膜の内側に甲羅状の骨がある事から甲烏賊と名づけられた。また、墨を沢山出す事からスミイカ(墨烏賊)とも呼ばれる。水深10~100mの砂泥の底近くに棲息。大きさは20~30cm程度。春から初夏に産卵のために浅瀬に来て、卵を産み一生を終える。旬は産卵を控え、成熟する冬から春先。産まれて間もない、5cmくらいの物は“新イカ"として高い値が付く。寿司飯との相性がよく“新いか"という寿司ネタは人気。墨は国内外の料理に珍重され、日本では塩辛の“黒作り"がある。