河口の石垣、岸壁など潮上帯、マングローブ林の沼沢地などに生息するが、陸上生活によく適用し、海から遠く離れた場所にすむ個体も多い。甲幅は3cmほどで、動きが素早く、すぐに巣穴や石の下に逃げ込み、満潮になると木や岩によじ登る。食性は雑食で、昆虫などを捕食する。名前は体が四角く、目の下側面の甲に切れ込みがあり、二つの歯(二歯)のようになっているカニという意味。身が少ないため、食用にはならない。