偶蹄目イノシシ科の哺乳類。体長1.5m 前後。日本では本州以南に分布。ブタの原種で雄は犬歯(牙)が下顎から上方へ突き出る。
生まれて間もないうちは瓜模様の縦斑があり、瓜坊(うりぼう)とも呼ばれる。夜行性で日中は茂みに寝床をつくって休息する。作物や動物の死がいも食べる雑食。嗅覚が発達していて用心深い。泳ぎは得意で、数kmの川や海峡を泳ぎ渡ることがある。
樹木の根元近くで牙を研いだ痕を「牙かけ痕」、泥浴びを行う場所を「沼田場(ぬたば)」と呼ぶ。繁殖期は冬で平均5頭の子を産む。山鯨・ぼたんと称して食用とする。