これまでのDASH島

風船で届いたひまわり、咲かせることはできるか!?2023/12/3

去年の冬、DASH島沖でスタッフが見つけた謎の風船。
それには、6粒のひまわりの種が入ったメッセージ付きの封筒が。
花を育て、心を育む輪を広げる活動の一環で、福岡県・与原小学校3年生のみなさんが飛ばしたものだった。
その想いに応えるためにも、DASH島で育てることに。
しかし旗横のスペースは、ひまわりを育てるには絶好の日当たりだが、石だらけで根が張らないことが懸念された。
そこで、花壇を作って土を盛り、種を植えると、1か月後、海水に浸かった影響をものともせず、5粒が発芽した。
フナムシに葉を食われる被害もあったが、漂着物の酢を薄めた水を散布することで、被害拡大を回避。
記録的猛暑を乗り越え、種を蒔いて70日、ついに開花した。
そして、束の間、31日後には枯れてしまったひまわりを、乾燥させて種を取り外し、次の世代へ。
しかし、発芽の可能性がある成熟した種は、およそ5000粒中、わずか83粒だった。
この種をお裾分けするため、与原小学校へ向かった太一は、無人島開拓歴12年の経験を子どもたちに伝える特別授業を開催。
子どもたちから無人島開拓の夢を描いた絵をいただき、奇跡的に届いたひまわりの種が、無人島開拓の新たなタネになった。

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