北島の沿岸から北東へ約50km、プレンティ湾の沖に浮かぶホワイトアイランドはニュージーランド唯一の活火山でできた直径約2km・324haの島。
場所としてはタウポ・ロトルアを結ぶ北島の地熱帯の延長線上にある。
クック船長がこの島を発見した時、吹き上がる蒸気で真っ白だったため「ホワイトアイランド」と名づけたと言われている。
以前は硫黄工場が創業していたが、現在ではその廃墟を残し無人島となっており、ヘリもしくは船で観光客が訪れるのみである。
あちこちから熱水や蒸気が噴出しており、島内ではヘルメットの着用とガスマスクの携帯が義務。
風向きによってはガスマスクをしないと息ができなくなる。

【温泉】
中心にある火山のクレータ湖は温度が75度と高く入ることができないが、島を流れる小川は雨水と混ざりながら流れるにつれ温度が下がり、熱めだが入浴可能。
海に近づくほど適温となる。ただし、入る人は滅多にいない。

【泉質・効能】

泉質:酸性塩化物泉(酸性が強く、含有物濃度も高い非常に珍しい火山性の温泉。日本にはない)
効能:筋肉痛・関節痛などに効くと言う