事件は閑静な住宅街で起こった!
そこへ駆けつけた3人の刑事…国分太一、宇梶剛士、そしてボスこと誠 直也。
建物の2階には人質をとって立てこもる城島茂の姿、そして脇に抱えた人質とは…子犬! 生後3ヶ月の「コロ助」と引き換えに、犯人城島は現金を要求してきた。
すると宇梶のもとへ少女が泣きながらすがってきた…どうやらコロ助の飼い主のようだ。そしてボスの合図で太一と宇梶が突撃!
だが、玄関など1階の出入り口は完全に封鎖され、太一が近所から物干し竿を借りて2階の城島を威嚇するが、まったく歯が立たない!

残る進入経路は2階の窓のみ…何か方法はないものか?
長い物干し竿を戻しにいく太一、それを見てボスがひらめいた…棒高跳び!
すべての運動能力を結集する空中での闘い、棒高跳び選手の力を持ってすれば2階へ飛び込むことも可能ではないか?

棒高跳びで犯人城島を捕まえられるか!?


挑戦を引き受けてくれるトップアスリートを探すべく、番組スタッフによる調査ははじまっていた! そんな中、ある人物のホームページに注目…鈴木秀司選手(26歳)、棒高跳び歴13年、自己ベスト5m41cmの記録を持ち、数々の大会で高成績を収めた日本のトップ選手! さらにプロフィールに注目すべき事柄が…好きな言葉「正義」、好きな動物「犬」、やっぱり彼しかいない!


そこで、鈴木選手とコンタクトをとるためスタッフは高知県に向かった。競技場を訪ねると、そこには練習中の鈴木選手の姿! 早速交渉に入り、実際に飛んだ場合を想定した模型で説明…2階の窓の高さは地上5m、これを飛んで縦1m50cm横2mの中へ突入する。だが、ポールが目の前の壁に激突する恐れ、精神的圧迫と不安、この未知なる挑戦に超人は渋った…ここでスタッフは少女と子犬の写真を見せた。危険にさらされた子犬、涙に暮れる少女…すると、正義の超人が立ち上がった! チャレンジが決まると、彼からある2人の連絡先が渡された。この2人のプロが揃うことが成功する条件だという。