時刻は午前11時、ここからさらにバスルートをたどり、犯人城島の動きを推理しながら浅草方面を目指す。いったい何を企んでいるのか? その時、城島から2度目のメールが届いた! そのメッセージは…「トンマ刑事達へ ただ今移動中 これで分かるかな?」と書かれ、移動中に撮ったと思われる新たなデジタル写真が送られてきた。サングラスの城島が白い壁越しに顔アップで写っており、アゴに手をあてている。そのポーズは「マンダム」のつもりか? さらに、背後にはテーブルにも見える板があり、壁には緑色のマークらしき物があるが、城島の顔でほとんど隠れてしまっている。


少ない手がかりに困惑する中、宇梶がサングラスにうっすらと写っている人影を見つけた。サングラスを拡大してみると、赤いエプロンに帽子をかぶっている売り子のおじさんらしき姿…城島は何か食べていたのか? そこで口元へ寄ると唇の横に何やら付着している…「青のり」? そして壁に着いた緑の物に宇梶は見覚えがあるらしい…高速道路で見かける日本道路公団の「JHマーク」? もしや、場所はサービスエリア(SA)か? ならば、サングラスの人影はSAの店員さん? 浅草付近でバスを降り、高速道路で早くもSAにいられるとしたら、東北自動車道か常磐自動車道の可能性が高い。メールの届いた時間から「東北自動車道」の北関東あたりのSAが怪しいと推理し、3人は1つ目の「蓮田SA」へ急行!


そして埼玉県の蓮田SAに到着し、周辺をあたる3人。ところがボスの姿が見当たらない…トイレに行っていた! そんなボスを放って太一と宇梶は赤い帽子とエプロンの店員さんを探す。さらに受付で聞いてみるが、その身なりの店員さんは見かけないという。そこへやってきたボス、表情はスッキリ! 結局、蓮田SAで手がかりは得られず、次の「羽生パーキングエリア」(PA)へと向かう。