一方、対馬さんと城島は観光バスでおなじみ「はとバス」のガイドさんを訪ねた。対馬さんが例題文を読み上げると、3人のガイドさんは単語1つ1つの細かいイントネーションに手振りを交えて教えてくれた。噛み砕くように発音すると上手くいく対馬さんだが、続けて発音すると元に戻ってしまう。彼女の特徴は…「津軽弁」「語尾が上がる」「滑舌が悪い」「声が小さい」などといったアクセントの違いにくわえ、発する言葉に自信が持てないのも問題。ここでガイドさんがどのようにして正しいイントネーションをマスターしたのかを尋ねると、「アクセント辞典」なるものを教えてくれた。


その頃、山本くんは平治さん指導のもと次第に良くなってはきたが、自分の言葉で話し出すとすぐにアクセントが戻ってしまう。彼の特徴は…「茨城弁」「決まったイントネーションの形がない」「語尾がだんだん上がる」といったアクセントに対する意識が薄く、語尾の発音も大ざっぱ。最後に平治さんから専門の学校へ行くことを薦められ、山本くんが「(教えてもらって)良かったですね」と長瀬に語りかけると、「もう訛ってるよ」と平治さんから帰り際まで注意された! そして2人は「東京アクセント教室」なる学校を見つけ、早速行ってみることに。


一方、対馬さんと城島は紀伊国屋書店へやってきた。そこで見つけたのは「アクセント辞典」、単語1つ1つに対して分かりやすく「アクセント記号」が付いており、共通語のアクセントがすべて確認できるため、アナウンサーなど話のプロにも使われている。その場で見入る2人、奈良出身の城島もつい熟読!