その頃、キースと達也も散歩を終えた。しかしキースは玄関すら上ることができず、達也が抱きかかえて入ると疲れきってグッタリ…。そしてこちらにも1人の先生が付き添っていた…玉川動物愛護病院院長の伊藤宏先生、30年に渡って犬の生態を研究し、これまでに300匹以上の肥満犬をダイエットさせている。先生によると、コーギーの理想体型は脇を触ったときに肋骨の感触が分かる程度が好ましいが、キースの場合はぜい肉で分からない。さらにコーギーは瞬発力に優れ、散歩中でも飼い主を引っ張るくらいに運動するはずだが、キースはのんびりマイペース。こちらも体重を測ってみると、キースと同じコーギー(3歳・オス)の標準体重約10kgに対し、キースは「19kg」で堂々「9kg」オーバー! 無理なくやせさせるための目標体重は、こちらも3ヶ月で5kgの減量…目指すは「14kg」。
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