さらに、犯人の居所を掴むために太一刑事がある秘策に出る。
それは、こちらから犯人へメールを返信し、相手の着信音で捜し当てる。
近くに潜んでいれば、その音が聞こえるはずだ。
宇梶は、犯人が乗り捨てた自転車を使って市内の橋を捜していた。

タイムアップまであと20分。もう見つからないのか?
とある公園で落ち合った二人。絶望感も表れてきた。
太一は、またも犯人にメールを送る。すると・・・!


「ピリリリ・・・」
暗闇からかすかに聞こえる着信音。
宇梶「鳴ってるぞ・・・」
太一「あっちかな?」
宇梶が振り向いたその時!!

宇梶「あ!誰かいるぞ!コラー!待てー!!」
全速で追いかける宇梶と太一。そして・・・。
宇梶「逮捕だー!!」

時効間際の逮捕劇!
逃げていたのは沼津市在住の久保田さん親子だった!


逮捕して気分爽快なはずが、宇梶刑事には一つぬぐえない疑問が。
宇梶「意地悪なメールを送った人がさあ、こんないい感じの人なの?」

一方、三条市内の橋を隈なく捜す城島と誠。
タイムアップまで残り3分。

橋げたの下を見つめる誠が何かを発見したようだ。
誠「一つ新しい靴跡があるなあ」
そこには残雪を踏みしめた靴の跡。すると・・・!