そのころ城島は、
城島「いやぁ、どうもどうも・・」
まだ食べてた。 さらに地元のおじさんたちも加わって話がはずむ。
そこで露天風呂についてうかがうと、
おじさん「牧園町に龍馬が新婚旅行で行った露天風呂がある」
とのこと。あの坂本龍馬ゆかりの露天風呂!ぜひ入りたい!


と、さっそく鹿児島県牧園町へ。
しばらくクルマを走らせると見えてきた坂本龍馬の銅像。
城島「あっ、ここや!」
そこは塩浸温泉 福祉の里。
幕末の日本を駆け抜けた坂本龍馬。その龍馬がその妻お龍ととも新婚旅行で訪れたといわれるこの温泉には、その当時、二人が入ったとされる浴槽が残っているのだという。
フロントの方に話を聞き、案内してもらうと、
そこは川沿いの土手っぷち、石垣と川にはさまれたその場所には階段もなにもない。
一瞬たじろぐ城島。だが、ここまで来て入らないわけにはいかない!
脚立をお借りして石垣の斜面を下る。


しかし、すでに服を脱いだ後のその姿はちょっと情けないものだった…。
そしてようやくついたその浴槽は、コケに覆われ形もところどころ崩れた歴史を感じさせるもの。
龍馬とお龍の入った時代から約150年。
時を越えての感慨深い入浴に城島ふと物思いにふける…。
が、もう時間も残り少ない!急いで風呂をあがった城島、クルマに乗り込み次の目的地を考える。と!
城島「桜島だ!!」
鹿児島が誇る雄大な桜島の姿が車窓から望む。
熊本をスタートした露天風呂の旅、城島この桜島を最終地点に決める。