葛粉作り開始から2ヶ月たった3月には、ようやく葛粉は乾燥を終えた。 そこで、計4.2kgの葛粉を使い、男達はある準備に取り掛かっていた。 それは3月3日の桃の節句を祝うため、男たちはオリジナル料理をつくるという。 達也が作ったのは、水に溶かした葛粉にゴマをすりつぶした「ゴマ豆腐」。 一方、太一は男米を利用して作る「ひなあられ」。
夕げの準備はすべて整ったところで、まずは主役にと太一がごま豆腐をこうめにさしだすが・・・まったく食べる様子のないこうめ。 そして、続いて明雄さんが取り出したのは葛の根。 やっぱりこっちが好物だそうです。 葛の根から作ったごま豆腐はこうめには食べてもらえなかったが、みんなで祝った初節句。 太一「すくすく成長してほしいね。」 とみんなの願いはひとつとなり夜は更けていきました。