前回、秋田県男鹿市でストップしたソーラーカーだん吉。 この日はTOKIOからバトンタッチをした応援ドライバーの佐藤洋幸さん千佳子さん将輝くんの3人家族が雪の中の運転を務める。 途中なまはげに安全を祈願して秋田市までの67kmを走破。 次なる応援ドライバーは鈴木さんと、須田さんコンビ。 だん吉をキレイに洗車して45km地点、象潟町を走っていた。
その頃、象潟町・蚶満寺では猫とじゃれあう2人の男たちの姿があった。 太一と長瀬だ。猫に別れを告げ、待ち合わせ場所へと向かう。すると、 太一「すごいもの見つけた」 それは、一本の木柱、そこには“奥の細道”と記されている。 2 人がさらに細道を進むと、あの松尾芭蕉の銅像が建っていた。 松尾芭蕉は奥の細道の旅の際、ここ蚶満寺を最北端に日本海を南下したのである。それは、2人の目指す道と同じだった。
“象潟や 雨に西施が ねぶの花” 芭蕉がこの地を歌ったこの俳句に長瀬が対抗する。 長瀬「雨なのに 飛行機乗った 怖かった」 太一「・・・・ダメだこりゃ」
そんなやり取りをしている内に、鈴木さんと須田さんを乗せただん吉が到着。 太一と長瀬は2人からタオルを受け取ると、象潟町をスタートした。