城島・高杉ペアは亀戸天神に到着。
だがもう完全に陽は暮れており、銅像の場所もわからない。
と、暗闇のなかからようやく見つけた菅原道真の銅像!
見てみると髪形も一致している!だが、よく見ると顔の作りはまったく違うものであった。
菅原道真ではないとすると、この時代の有名な少年といえば・・・と思いついたのは聖徳太子だった。本などに掲載されている資料を見てみると美豆良の髪型、さらにぽっちゃり系、そしてかなり若くして有名人!
間違いないと確信した2人は、地図で見つけた太子堂聖徳太子の碑を目指す!

達也の見つけた記事にある有名彫刻家と呼ばれる人。
もしそんな人が作った銅像ならば、銅像にくわしい方に聞けば
思い当たるところがあるのではないか?
そこで、造形大学の先生にお伺いしてみると、
先生「北村西望だっていうふうに思うんですよ」
大胆な姿勢、躍動する筋肉が見事に描かれたその銅像の特徴は、長崎の平和記念像に代表されるたくましい筋肉美を表現した作品の多い北村西望の作ではないかという。
さらに先生に、北村西望の美術館があるという井の頭公園を教えていただき、すぐにそちらを目指す!

お互い真っ暗ななか、銅像を探す両ペア。
と、達也・田中ペア、雨したたるボクサーの銅像を発見!
その体勢は予想したものをほぼピッタリ、間違いない!
ついに発見した銅像の胴体部分はこんな感じ。
一方城島・高杉ペアも何体かの銅像が目に付く古いお寺で聖徳太子像を探す。
歴史上の人物の銅像がいくつか見受けられるなか、ついに!
高杉「城島くん・・・これだよ!!」
発見したその銅像はまさしく写真のもの。
製作者は付近に住んでいた左官職人さんだそう。
ようやく見つけた銅像を前に実感する、銅像がそこにある意味。
ものを語らぬ銅像は、その偉業を称える証として今日もどこかでたたずんでいる。