前回、鳥取入りを果たしたソーラーカーだん吉。
その行く手に現れた鳥取砂丘は、まさに三十路の男たちを子どもに戻らせる大人の砂場。
そんな鳥取砂丘を後にして、さらに鳥取の旅は続いてゆく。
山口「すごかったねえ、鳥取砂丘!」
まだ興奮冷めやらぬ様子の達也だが、それだけではない鳥取県。
その旅路はまだまだこれから。

少し傾いてきた陽を受けて、海岸線を行くソーラーカー。
そんなのんびりした雰囲気のなか、城島がふと思い出した。
城島「鳥取はナシが有名やから・・・まだ残っとるとええなあ」
そういえば数多く目につく「二十世紀梨」の文字。
そして、さらにその文字が多くなってきたころ、沿道にナシの直売所を発見!
しかし、
山口「あれ?売ってないの?」
店頭に並ぶナシのダンボールには、なにも入っていない。
おじさん「全部午前中で売り切れちゃったのよ」

売れ切れてしまうほどの人気の味、ぜひ味わってみたいものだが、
おじさん「もぎ取って食べれるとこ知ってるから!」
と、お知り合いの果樹園へ連れて行ってもらえることに。
おじさん「海の見えるええとこだよお」
直売所のおじさんをナビゲーターに、果樹園まで男3人旅となる。
山口「ちょっと重たいなぁ」
おじさん「おれ80kgだっけな」

しかしだん吉も甘い香りに誘われて果樹園へと登っていく。