そしてようやく到着した果樹園。しかしそこではすでに収穫を終えてしまっているという。
おじさん「もったいつけず連れてってあげなよ!」
という直売所のおじさんの助けをいただき、
まだ取り残している場所まで案内していただく。
城島「お!あった!」
病気や害虫から果実を守るための紙袋を開け、中身を見ると、
城島「うわぁ!アルコール臭がする・・・」
それは残念ながらすでに腐っているもの。やはり時期が遅すぎたのだろうか?

山口「よしっ!」
城島「おっ!すごいイイ出来!」

腐っていたのは一個目の城島のナシだけで、
他に残ったものは、どれも素晴らしい香りを放つ美味しく熟したナシばかりだった。
城島・山口「いただきます!」
皮をむかずにそのままいただくと、
城島「んあー!甘い!!」

まるごと一個ずつをいただき、秋の味覚を体験した二人。
だが、そうこうしているうちに、雲が分厚くなってきた。
さらにだん吉のパワーもそろそろお尻が見えてきた。
仕方なくスピードを抑えて海岸線をゆくと、
城島「温泉旅館が気になるなぁ・・・年取ったんかねえ・・・」
男城島33歳、しみじみ自分の年を感じてしまったのだった。