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だが、ここからが本当の勝負だった。一度は引いた綱をウシがどんどん持っていく。
そしてそのままズルズル引っ張られるだん吉。
山口「ダメだぁ〜」
長瀬「すっごい力だね・・・」
だん吉のソーラーパワーも通用しない闘牛との勝負に、
いつのまにか二人も汗をかいていたのだった。
山口「フェリーの時間もあるから」 |
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闘牛場を後にして港を目指すだん吉。
日も暮れはじめ、フェリー乗り場の西郷港の1km手前までやってきた。
のろのろになりながらも港を進むだん吉。
まだ30kmほどなのに、この力の無さは言うまでもなく
ウシとの戦いで消耗してしまったためだった。
長瀬「フェリー、もう出ちゃった!」
ちょうどだん吉もパワー切れとなり、
仕方なく隠岐を脱出することなく寸でのところでストップとなった。 |
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