『手が動かないよ』
いかにも悲痛なこの言葉、いったいどんな場面で放たれたのだろうか?
それは「標高1786m対決 近道vs回り道 登山対決!」でのこと。
ロッククライミングで山を縦断するルートの長瀬、
まさに断崖絶壁といえる岩肌を、おのれの手ひとつで支えていた。
そして、頂上目前となったとき一瞬気がゆるんだのか、
長瀬の口からこぼれた一言であった。

『俺じゃー!!』
DASHのなかで自転車といえばこの男、山口達也。
「近道vs回り道 マウンテン山口 鉄道に勝てるか!?」で、
長瀬がゆく回り道の鉄道ルートと対決した達也。
その登場シーンでのこと。
長瀬「今日の相手は誰だー!?」
と叫ぶ長瀬の背後から颯爽と現れた達也。
山口「俺じゃー!!」
防波堤の上を軽やかに走る達也、だが次の瞬間自転車ごと1.5m下に落下!
DASH史上に残るインパクトの大きい登場シーンであった。

『アライー!』
DASHではお馴染みとなった全国を巡る珍道中。
そのひとつ「流れるプール 一日で幾つまわれるか!?」で起きた珍事件でこの名言が飛び出した。熊本県へやってきた城島が見つけたのは、自然の川に流される天然の流れるプール。
その迫力にたじろいでいると、上流からなにかが流れてきた。
それはなんと、ADの新井くん。アライとは、足を滑らせて図らずも
流されたADに声をかけるディレクターの一言であった。