前回、九州・長崎県に突入したソーラーカーだん吉のひとふで書きの旅。
フランシスコ・ザビエルも訪れたというキリスト教会で、日本一周の無事を祈った達也と太一は、平戸島で長崎の自然美を堪能しながら海岸沿いを走行。無事に地元の道に詳しい「応援ドライバー」へと、タオルの襷を渡したのだった。

佐世保を走ってくれる応援ドライバーは、若杉勝也さんと恵子さんの親子。
息子・勝也さんの親孝行を兼ねた運転で、
だん吉は大きな造船所が立ち並ぶ佐世保の街を南へ。
そして、もう1組の応援ドライバーは、山本槙さんと菜摘ちゃん親子。
西海橋を渡って長崎半島に入ると、だん吉一行を迎えてくれたのは巨大な観音様。美しい風景だけでなく、様々な建造物も味わうことができたドライブは、2組の応援ドライバーにとって楽しい旅となりました。

そして、長崎市で応援ドライバーを迎えたのは、城島と松岡のコンビ。
タオルを受け取って元気に出発したのだが、2人は天気の悪さが気になっていた。この日、日本列島は氷点下36度の強い寒気に覆われて、種子島で初雪が降るなど、この冬一番の寒さ。
松岡「太陽があるうちにどんどん進まないとなぁ」
かろうじて太陽の光は届いてはいるが、海側から吹いてくる強風と、
横殴りの雪はだん吉にとってやっかいな旅になりそうだった。