再び走り始めたソーラーカーだん吉。
しかし松岡の助手席には城島がいない…!?
すると左に目を向けた松岡が、何かに気づいた。
路面電車の中からカラフルなサングラスをかけた男が、
こちらを見て陽気に手を振っている。
城島「1回乗ってみたかったんやぁ」
サングラスの正体は城島。どうやら長崎の食だけでは飽き足らなかったらしく、路面電車に乗った挙句に、お土産にまで手を出していた。
松岡「一言、言えばいいじゃん!乗りたいなら、乗りたいって!!」
寄り道が災いし、天候はさらに悪化。松岡が怒るのも無理はなかった。

しかし、そんな松岡にもテンションの上がる楽しい出来事。長崎の名所「オランダ坂」近くで、たくさんの女子大生に出会うことができたのだった。
松岡「うわっかわいい。すっごい元気になっちゃった。頑張ろっ!!」
すると女子大生に張り切ったのは松岡だけではなかった。
なんと、雪で調子の悪かったソーラーカーだん吉も坂道をスイスイ走り出したのだ。このままだん吉の勢いは続いてくれるのか。
しかし2人が期待したのも束の間、男子校の前を通っただん吉はまたもや失速していった・・・。
松岡「・・・ったく。わかりやすい車だぁ!!」

スタートから約3時間。走行距離は41kmにまで達していたのだが、バッテリーの充電は残りわずか。だん吉の走りは、だんだん鈍くなっていく。
松岡「今日はやっぱ坂道が多かったから、バッテリーの減りが早かったわ」
海岸沿いを一気に駆け抜けようとする2人だが、ラストスパートむなしく蚊焼漁港でだん吉はストップ。天候はさらに悪化し、車を降りた2人に強い風が吹き荒んだ。突風から身を守ってくれただん吉に感謝。
長崎を通過するのは天気が回復してからになりそうです。