吹き荒ぶ風と雪の中、長崎市を走りぬけた、ソーラーカーだん吉。
城島、松岡コンビから応援ドライバー中瀬さん一家へと襷(たすき)は渡り、
ひと筆書きの旅はまだまだ続く。
天候は一変し、晴れ渡る空の下、海岸線を走る中瀬さん一家を待っていたのは、
長崎市沖に浮かぶ「端島」。今は無人島となったが、かつては炭坑として栄えた時代もあったこの島は、 まるで海に浮かぶ軍艦の様なその見た目から、
別名「軍艦島」とも呼ばれている。 そして軍艦島を後にした中瀬さん一家。
だん吉は、TOKIOの待つ長崎県島原半島へと進んだ。

ポーズを決めつつ応援ドライバーを待っていたのは、山口と国分のコンビ。
タオルを受け取り、だん吉を引き継いだ2人は、
中瀬さん一家の声援を受けて気合十分。 長崎県の最終ポイントとなる、
島原半島走破を目指し、だん吉は勢いよくスタートした。
山を抜け、海沿いの道をしばらく走る2人の前に現れたのは、大きな看板。
国分「カステラ用、カステラ用・・・タマゴか!」
続いて鶏をかたどった看板も現れ、この「カステラ用」の養鶏場が気になった、
達也と太一。 そこで、少しだけ養鶏場にお邪魔させていただくことにした。

安土桃山時代に南蛮より伝えられて以来、その歴史は400年にもなるという長崎カステラ。 そして、その長崎カステラには欠かせない材料である、卵を生んでくれる鶏たち。お邪魔した養鶏場では、放し飼いにされた鶏たちが、所狭しと駆け回っていた。
産み落とさせたばかりの綺麗な卵を、次々とカゴの中ヘ入れていく達也と太一。
カステラに必要な卵の量は、ひとつの釜で3キロ。
集めた卵でカステラを作るには、まだまだ十分な数とは言えず・・・。
そこでおじさんが案内してくれた小屋の中で、卵を集めることとなった達也と太一。
扉を開けると、中には数え切れないほどの鶏、そして大量の卵が!
生みたて、取れたての卵をカゴの中へと入れたら、
続いて、近くのカステラ工場で、カステラ作りも体験させて頂くこととなりました。