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また今回も涙を飲むことになるのか。他のひょうたんも同じように種とアク抜き。
結局、割れたのは筑波一の1つのみ。原因は着果が一番遅く、成熟期間が遅かった為だ。
そして、作業は次の段階、表皮の除去。種と柔組織を取り終えたら、水に漬けて表皮を取り除く。全て剥いだら果皮の部分が残り、それを天日に干せば完成となる。 |
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水車の水を利用して作ったひょうたん専用の貯水地。ここにひょうたんを漬けて、浮かばないように重しをし、1週間。百成も筑波一も変化が見られてきた。
そして、貯水地に入ってひょうたんの皮を剥ぎ、それを繰り返して2週間、木々の葉が色付き始めた頃、表皮は殆ど取れていた。
そろそろ乾燥させる頃。
長瀬が持ち上げると
長瀬「うわぁ、すげぇ〜」
ひょうたんに亀裂が入っており、更に、もう1つ、割れているものがあった。 |
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順調だった水漬けで2つも割れてしまった。原因はやはり、未熟な皮。
割れたのは全て筑波一。その大きさ故、成熟させるのが難しい品種でもある。
しかし、残りの筑波一は無事で、百成にいたっては1つも割れずに済んだ。
表皮も完全に除去されたひょうたん。乾燥させれば、いよいよ完成となる。
水分を落としたら、縁側で天日に干すこと3週間。
城島「いい感じちゃう」 |
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