達也「飲めるの…?これ…」
それは一升瓶に砂糖水と松葉を詰めた汁。 約一週間天日に当てることで発酵した松葉は、二酸化炭素を発生し、天然の炭酸飲料ができあがるのだ。 だが、その味は間違うことなく松の味。
太一「すごいね…全部飲んだんだ…」
一気に飲み干した保原とは対照的に、太一の舌には合わなかったようだ。
池の清掃から2週間後。
長瀬「すごいキレイだよ!」
達也「おおっ!生き返った!」
守山先生も太鼓判の酸素充分の充実した池に生まれ変わっていた。 そしてそこには、さっそく美しいトンボの姿が…。