かつての京の都は海が遠いことから、川の流れを利用して山海の幸を運ぶ、水運が発達した。
そこで、今が旬のナマズ。平安時代のころより、蒲鉾の原料として京都の貴族や上流階級の人々に食されてきたこのナマズを、自分達の力で運ぶ!
陸路、つまり現代の交通網を使っていくのは長瀬。対してかつての水上運搬をなぞり保津側を下るのは達也と太一。

2ルートに分かれる3人、まずは地元漁師に頼んでおいたナマズの中から、旅の友を決める。
長瀬が選んだのは模様ハッキリ小柄な彼。名前は「なまいずみ」と命名。
一方、達也・太一は黒くて大きめのナマズ。名前は「ナマゾフ」。
このそれぞれのナマズを、いかに早くいかにストレスを与えずに運ぶきることができるか?

ナマズはストレスを感じると体表面が白っぽくなって弱ってしまうという。3人はこれに気をつけながら運んでいかなければならない。
ラフティングの達也・太一とナマゾフ、長瀬となまいずみが公共交通機関で、スタートの亀岡市から、ゴールの京都市街にある割烹・やす田までそれぞれ、保津川18kmと直線で12kmの道のりを行く。果たして!?