夏の終わり茂子一家も旅行に出発!
今回出かけるは、東京の東部を緩やかに流れる隅田川。
江戸時代にはここを通って、各地からの物資が江戸の市中に運ばれ現在でも水運や観光など様々に利用されるなど、周辺にはいろいろなものが存在している。
そんな歴史ある隅田川周辺を探索することに!

まずは、荒川遊園地!かと思われたが、横目に素通り!
子供「お母ちゃん、こっちじゃないの?」
ケチケチ旅行のスタートは荒川遊園地前の乗り場から。
船で隅田川を下る旅。早速、船に乗り込んだ一家。すると向島に差し掛かった辺りで…
子供「お母ちゃん、何かやってる人いる。」
その先にあったのは、空高く揚がった凧!

桜橋発着所で降りた茂子一家。
浅草が近く、凧を揚げられる河原があったこの地域では凧作りが盛んに行われていた。
中でも船上から見えた凧は家紋凧と呼ばれ、「揚がる凧」に引っ掛けて「家運が上がる」「名が上がる」などの意味合いで新築祝いや出産祝いに揚げられるようになったもの。
凧が揚がらないと縁起が悪いとされ、必ず揚がるようにと1円玉ほどの大きさの凧も作られた。