村は日が眩しいほどの晴天。
そんな冬の晴れ間の中、去年からしっかりと乾燥させていたのは、蕎麦の実。そして、その傍らには、蕎麦粉を挽くための道具「石臼」。
傷みが目立っていた村の水車臼の替わりとなる、手挽きの石臼づくり。古の道具づくりは手間と根気のいる作業だった。

石臼づくりの作業は去年から始まっていた。
まずは材料となる石を採石する。石材屋で石づくりの職人である大千里さんにアドバイスを頂き、石臼に適した安山岩を求め福島会津磐梯の採石場へ。
達也「うわ大きい!」
重くて大きい安山岩を採石する。果たしてこの石が石臼になるのか!?

石臼をつくっても肝心の蕎麦の実がなければ…。ということで早春の中、畑に蕎麦の種を植えていく。