そして、いよいよ採石した石で大千里さんの指導の下、鍛冶場で石臼づくりを開始する。 まずは型どりの作業。最初から丸くするのではなく四角、八角、十六角と徐々に丸くしていく。 こやすけを使い安山岩の周囲から叩いて削っていくが… 達也「あ！内側入った！？」 力の入れ過ぎで石を斜めに削ってしまった。ノミを正確な角度に入れ、尚且つ微妙な力加減で叩かなければならない、とても難しい作業。 手が赤くなり、それでも何とか作業を進め、ようやく石を四角くすることができた。 続いては石のデコボコを平らにする作業。 「ビシャン」と言われる特殊な道具で叩いていき、平らにしていく。トントンと叩かれ、デコボコはみるみる内に平らになっていく。 一方、畑の蕎麦は白い花が満開に咲き、とてもきれい。 達也「穫れ立てのそば粉で、そばつくりたいなぁ」 この蕎麦の実から、蕎麦が出来ることを祈る。