石臼づくりはさらに細かい作業へ。臼の原型となる、円型に削りだしていく。 松岡「分かったよ、ここだ！」 そのコツは両面から交互にノミを入れていき、同じところを叩くこと。 最初は苦戦していたが慣れていき、徐々に円型になっていく。 そして、ある程度型が取れたら、次はノミやハンマーでゴツゴツした側面を叩いていく。良い石臼にするためには、側面も重要。細かい作業だが、丁寧に仕上げていく。 畑の蕎麦が実りを迎える中、石臼づくりはさらに進み、縁を削っていく。 縁の部分は粉を挽く石臼では、重要な部分。テコの原理を使いながらの緻密な作業。 そして、ヤスリで側面を綺麗にしていく。大分、石臼らしくなってきた！ 続いて「ふくみ」と呼ばれる内部の空洞部分を削っていく。 一見すると分からないが、石臼は上下の構造が違う。上下の臼に傾斜をつけることで、粉が挽きやすい状態になる。 城島は下の臼、達也は上の臼をそれぞれ担当。最後にうまく重なり合うように削っていく。 城島「わぁきれいになった。全然違う！」