続いて強度を上げるために、更なる工夫。
新聞紙を細かく刻んで敷き詰めることで弾力性のあるクッション材を作る。
これはセルロースファイバーと呼ばれる断熱材にも使用される原理と一緒で、細かい繊維が絡み合い空気胞の存在が熱や音を伝えにくくし、弾力を持つ。

早速手作りのセルロースファイバーづくり。
近くのボクシングジムの方に協力してもらい、ミットの中にちぎった新聞紙を入れ、パンチでさらに粉々にしてもらう。


これで材料は全て整った。フレームの接合部分は新聞紙をよった紐で結び、ファイバーにフノリを混ぜたもので固定していく。
徐々に自転車の形が作られ、そして完成!果たして乗ることはできるか!?