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DASH海岸の砂が、台風前は70tあったものが、約1/3(約23.5t)の砂が、波によって持っていかれてしまい、残ったのは約46.5t。
砂を囲っていたフェンスがむき出しになってしまっていた。 |
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そしてその干潟に住むアサリにも深刻なダメージが。
目安として、沖方向から風速15-20m以上の風が吹くと、砕波前の波高が50-60cmに達し、アサリが洗掘されはじめる。
台風当日のDASH海岸はこの条件にかなり近かったのだ。
アサリは海水の洗浄能力が高く、アサリがいなくなることで干潟の浄化能力が低下し、魚類や鳥類など、貝類を餌にする上位生物がにも影響が出てしまうため、海岸から生物がいなくなってしまうことも。
アサリはいなくなってしまったのか?
探してみると、干潟にアサリの姿が!
思いがけない、予想を超えた台風の猛威だったが、まだまだ希望が残されていた。
海づくりはこれから、生物の棲める環境に早く戻さなければならない。 |
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