高橋さん「温泉に浸けるんです」
そう、松川温泉の湯は酸性のため、木を浸けることにより、木に含まれるのセルロースが溶けだし組織に空洞を作る事が出来るのだ。

城島「すごいとこですね」
木を温泉に浸けるため、やって来たのは松楓荘自慢の岩風呂。
城島「あっつー!木も浸けます」
45℃と少々高めの白濁湯に浸かり、木と城島の我慢比べ。
城島「木はどのぐらい浸けるんですか?」
高橋さん「3、4日浸けますよ」

さすがの城島もそんなには浸かれないと、高橋さんが持っていた温泉に浸けたあとの木を浸かって木鹸を作る事に。

城島「全然色が違う」
部屋の中に移り、3,4日温泉に浸けた木を見せてもらうと、表面に色が薄くなっていた。それもそのはず、顕微鏡で確認してみると、浸ける前の物よりも組織の空洞が大きく広がっている。
この空洞部分に、石鹸の材料である油と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を含ませることによって木鹸となる。