 |
ソーラーカー日本一周、だん吉は小笠原諸島の父島を巡る旅。
品川区ほどの面積に2000人の島民が暮らすこの島には、ザトウクジラをはじめ、オガサワラオオコウモリやオガサワラゼミなどの天然記念物など、独自の進化を遂げた動植物たちも多い。
そんな父島の2日目、男たちはどんな出会いが待っているのか? |
 |
この日の気温は、真冬にも関わらず21℃。
暖かな日差しの中、島の西側、二見湾をのんびり南へ移動するも、何かと行き止まりが多いこの島。
二見湾沿いに進むも、やはり…
達也「ああ、行き止まり」
と、早くも道は行き止まりに。2人の前方には、民家ではなさそうな建物、そして脇には道があった。
その細い道を進んでいくと、建物の中で何やら作業をしている人を発見。
だん吉を降り、建物の中に入って行くと、水槽の中を泳いでいるのは、カメ!! |
 |
作業している職員の方にお話を伺ってみると、ここは、アオウミガメの保護をしている施設だという。
職員「小笠原は日本最大のアオウミガメの産卵地なんです」
このアオウミガメは、5月から8月に産卵期を迎え、その時期になると産卵のために小笠原諸島に訪れるという。
島では、昔から貴重なたんぱく源として食されていたことから一時は数が大幅に減少。現在は、島全体で保護にあたり、昨年は父島・母島に500頭ほどが上陸し、無事卵が産み落とされた。 |
|
|