外はすっかり陽も落ちて、辺りは真っ暗。
と、その先に、
達也「あ、明かりが見えてきたぞ」
上陸場所でもある沖港の明かりに、だん吉の足取りも軽く、ラストスパート!
そして、ついに母島一周!
本州から約1000km離れた小笠原諸島巡りもこれで終了。
達也「なんかあっと言う間だったな」

翌日、母島を後にし、再びの父島へ。
いよいよ別れの時、おがさわら丸が出港すると、そこには、
達也「すごい光景だね」
なんと、おがさわら丸の周りには20隻ほどの船がついてきている。
約30年前に始まった、小笠原の文化「見送り船」。また小笠原に戻ってきてほしいと願いを込めて、最後は海に飛び込む。
達也「これはちょと…俺の中では衝撃だね」
城島「人と人との繋がりをすごく感じた島やったな」

小笠原の人々の温かさに触れ、感動がこみ上げてくる二人。
城島「行ってきます!」
達也「またね!」

と、誓う二人であった。